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気になる不動産用語その⑨ 埋蔵文化財包蔵地

2018.12.21

こんにちは、サカエプラス若月です!
本日は気になる不動産用語その⑨です!
今回のお題は、「埋蔵文化財包蔵地」(文化財保護法)です!
物件をネットやお店で探していると一度は
見たことありませんか。
この言葉を聞くと、テレビで見る徳川埋蔵金など
イメージがわきそうですよね!
でもそんなイメージです(笑)
私たちが住んでいる所々にも実は、
昔の遺跡が点在しているのです。
全国でもなんと46万か所あるらしいです!
 
行田の埼玉古墳群等もその一つです。
また大昔の石器・土器や貝塚が出たところを指します。
 
その遺跡の範囲内に該当の物件があるところを埋蔵文化財包蔵地
と言います。
もう一つ、遺跡周辺のエリアを埋蔵文化財包蔵地の隣接地と言います。
 
各市町村の教育委員会が、その地域の遺跡が載った台帳図の様なものを
持っております。
さてさて、
埋蔵文化財包蔵地ですが、遺跡内に物件があると言いましたが、
遺跡内と言うことは、何か掘れば石器など歴史的な物が
出土する可能性があります。
そうすると一度土地を購入した場合、家を建てる前に
発掘調査を行わなければなりません。
これは「試掘調査」と言われます。

こんな感じです!!

写真中央下に石器が出土しています!

埋蔵文化財包蔵地の隣接地も、もしかしたら出土する可能性が高い。
この場合は市町村から試掘調査にご協力頂きたい
と言うことになります。
いずれも手続きが必要になります。
もちろん、市町村にて上の写真の様な
発掘調査を行ってもらいます!
ちなみに試掘調査までの流れは
市役所のHPに載ってます!
↓↓↓
この記事を読んだ方で、不安になった方
いらっしゃいますか?
ちなみに発掘作業が終わったら埋め戻します!
安心してください、住めますよ!!
さらに
実は、埋蔵文化財包蔵地だから悪い土地
と言うわけではないのです。
石器や土器、古墳などはるか昔から
その地に人々が住んでいたところ。
人々が住めるということは地盤が固かったり
何らかの災害に強かった地域だと思います。
ですので、昔の人が住めていたほど
安心できる所。
もし皆さんも、物件探しで一度は目にしたら
昔から人々が住める安心なところと
思えば大丈夫です☆
以上、気になる不動産用語その⑨でした!